--【K-K氏編01】… 肯定派最強の珍論大魔王!--

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懐かしい話です。

私が、南京事件に関する議論に始めて出会ったのは2009年頃、2chのニュース極東板にある『【世界の】「南京大虐殺」は嘘【常識】』スレでした。

その頃の私は、国際法は勿論、南京事件に関する資料等は一切読んだことがなく、本件に関してはほぼ無知に近い状態でした。そのスレに【K−K@南京事件資料集】と名乗っている生き物を見かけたのです。

レスを見てみると、何やら盛んに日本軍が大勢の支那人民・支那軍人を不法に虐殺したと唱えてる様で、その根拠として、国際法解釈を提示していました。

私が、国際法に興味を持ったのは、この時に見た摩訶不思議な肯定派解釈が切っ掛けだったとも言えます。

【K−K@南京事件資料集】は、国際法にずい分と詳しい様で、その時の私が聞いたこともない国際法学者の名前を出し、その学説を引用して日本軍の行為の違法性を主張していました。

やがて議論は、【K−K@南京事件資料集】が自ら立てた【統一スレ - 南京大虐殺を議論する】に場所を移し、そこでも続いていました。

その時の話です。

【陸戦の法規慣例に関する条約】には、【第30条】に、この様な記載があります。



陸戦の法規慣例に関する条約 第三〇条

現行中捕えられたる間諜は裁判を経るに非ざれば之を罰することを得ず



【陸戦の法規慣例に関する条約】では、【間諜(=スパイ)】を捕らえた場合、裁判にかけなければ処罰することはできないと規定されていたのです。【K−K@南京事件資料集】は、この条文に目を付けていました。

そして、【陸戦の法規慣例に関する条約第30条】と合わせて、得意気に下記国際法学者見解を出してきたのです。



『戦時国際法論』 立作太郎博士(※国際法学者) 1931年

軍人が平服を著け又は敵兵の制服を著けて、敵の作戦地帯内に在るときは、軍事上の情報を蒐集するの意思なきことを立証し得ざる以上は、間諜と推定せらるるに至るべきである。



上記の部分【だけ】を読むと、【敵の作戦地帯内で平服(=便衣)を着ていた軍人】は、【間諜(=スパイ)と推定される】ことになります。

仮に、【間諜(=スパイ】と見なしたとすると、上記の【陸戦の法規慣例に関する条約第30条】により、【処刑するなら裁判にかけなければならない】ということになります。

この理屈に目を付けた様でした。

南京戦では、【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】が大量に発生したことは、本編【第03項】等でも説明している通りです。

この【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】と、国際法学者立博士見解にある【敵の作戦地帯内で平服(=便衣)を着ていた軍人】を同一のものと解釈したのです。

即ち、【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】【間諜(=スパイ】と推定されるので、【陸戦の法規慣例に関する条約第30条】により、処刑するなら裁判が必要だったとの独自理論を展開したのです。



309 :K−K@南京事件資料集:2009/05/01(金) 07:48:04 ID:KevyHH3n

なお、私がここで論じているポイントは、「軍人が平服を著け」と書かれているように、まさしく、「便衣兵」の所為と同じ状況を立氏が論じているところです。

つまり、軍人が平服に着替えて、作戦地帯内にいるということは、第一にスパイを疑われるのということです。なぜ、第一にスパイが疑われるかというと、それが最も重い罪を構成するからです。



165 :K−K@南京事件資料集:2009/05/10(日) 22:59:58 ID:y3SHTzbK

すでに述べているように、ここでの議論では軍人によるスパイと南京大虐殺における「便衣兵」です。

そして、この両者は、
@敵作戦地帯内において、A軍人が平服を着ける、という点において一致している
ということですね。

さて、「異論があるのでしたら、具体的に、かつ論理的に反論してはどうですか?」とお聞きしましたが、あなたは、何一つ「具体的に、かつ論理的」な反論はできないようですね。



なんとも驚いた理論でしたが、ここで一つ疑問が湧きました。【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】のカテゴリーです。

当時の肯定派は、【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】にも捕虜資格があると主張していました。

しかし、立博士見解を引用して、【間諜(=スパイ)】と見なしてしまえば、カテゴリーは戦時重罪人になりますので、捕虜資格は無いということになります。ここに、【矛盾】が発生してしまうのです。



『戦時国際法論』 立作太郎博士(※国際法学者) 1931年

戦時犯罪中最も顕著なるものが五種ある。(甲)軍人(交戦者)に依り行はるる交戦法規違反の行為、(乙)軍人以外の者(非交戦者)に依り行はるる敵対行為、(丙)変装せる軍人又は軍人以外の者の入りて行ふ所の敵軍の作戦地帯内又は其他の敵地に於ける有害行為、(丁)間諜、(戊)戦時叛逆等是である。



そこで、改めて【K−K@南京事件資料集】に対して【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】のカテゴリーを確認しました。すると、とんでもない回答が返ってきたのです。



404 :K−K@南京事件資料集:2009/05/17(日) 15:38:36 ID:tvNOvQc4

>ならば、K-K氏にとって『便衣兵のカテゴリーは、正規兵・民兵・義勇兵の何れなのか?』を明確にする必要がありま〜す♪・・・(´・ω・`)∩

常人、一般市民ですね。



【便衣(=平服)に着替えて安全区内に逃げ込んだ支那敗残兵(=正規軍兵士)】のカテゴリーを【常人、一般市民】と判断しているのであれば、立博士見解を適用することはできません。

下記見解は、あくまでも【軍人】が敵の作戦地帯内で平服を着ていることを前提としているからです。



『戦時国際法論』 立作太郎博士(※国際法学者) 1931年

軍人が平服を著け又は敵兵の制服を著けて、敵の作戦地帯内に在るときは、軍事上の情報を蒐集するの意思なきことを立証し得ざる以上は、間諜と推定せらるるに至るべきである。



あまりにもお粗末な日本語崩壊ですが、この点を徹底的に追及すると、【K−K@南京事件資料集】は消えてしまい、代わりに【タクマニア】が現れてスレを荒らしてしまいました。



493 :■■■■■:2009/05/19(火) 01:48:59 ID:yiQF8rhj

おう、座っちゃあかんか? 反省や申し訳ない気持ちはない。自分への後悔だけ
100人でも1000人でも同じ 父親を殺していれば・・・ 世の中のやつは全部敵や
不条理さを世の中に分からせたかった ダンプで大阪・戎橋に突っ込む/
拳銃で女子高を襲撃する/空港でスチュワーデスらを無差別に刺す 謝罪する気持ちもない
30秒あれば1人ぐらい殺せる。かかってこい 幼稚園ならもっと殺せた
死ぬことは全くびびっていない

http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/takmar2.html
宅間守資料2 事件後の宅間暴言集

いやぁ、ホント宅間守っていいこと言ってるよ。どうせ何をやっても死刑になる凶悪犯なら、
殺せるだけ殺してそれから死刑になったほうがスッキリするんじゃないかと。
皇軍だってどうせ全てが凶悪な侵略戦争として極刑になるのなら、もっともっと殺せるだけ
の中国人を殺して、自分が死刑になるのはそれからでも遅くはなかったはずだ



一応、立博士の名誉のために、補足しておきます。この様な曲解に利用されて、立博士もさぞ迷惑でしょう。

立博士は、同書内で、【間諜(=スパイ)】について、この様に述べているのです。



『戦時国際法論』 立作太郎博士(※国際法学者) 1931年

ハーグの陸戦条規は、

(1)一方の交戦者(即ち交戦国の政府又は其軍)に通報するの意思を以て、
(2)他の一方の交戦者(即ち交戦国の軍)の作戦地帯内に於て、
(3)隠密に行動し又は虚偽の口実の下に行動して、
(4)情報を募集し又は募集せんとする者

に非ざれば、之を間諜と認むることを得ずと為すのである。

故に戦時国際法上所謂間諜の行為の成立する為めには、上述の(1)、(2)、(3)及(4)の四条件を具備することを要するのである。

上述の四条件を具ふるときは、軍人たると軍人たらざるとを問はず、軍人中、将校たると兵卒たるとを論ぜず、敵国の国籍を有すると中立国の国籍を有するとを別たず、長官の命令に依ると自己の発意に基くとを問はず、総て戦時国際法上の間諜と為すべきである。



立博士は、【間諜(=スパイ)】の成立条件として、【四条件】を上げていることが確認できます。この【四条件】を満たして初めて【間諜(=スパイ)】との判断に至るのです。

故に、【敵の作戦地帯内で平服(=便衣)を着ていた軍人】については、【間諜(=スパイ)と推定】されたとしても、実際に【間諜(=スパイ)】として取り扱えるかは別問題なのです。



『戦時国際法論』 立作太郎博士(※国際法学者) 1931年

軍人が平服を著け又は敵兵の制服を著けて、敵の作戦地帯内に在るときは、軍事上の情報を蒐集するの意思なきことを立証し得ざる以上は、間諜と推定せらるるに至るべきである。



立博士の唱える【間諜(=スパイ)の四条件】は、【K−K@南京事件資料集】が引用した上記見解部分の【直ぐ前】にあるのですが、何故か【K−K@南京事件資料集】には見えなかった様です。

都合の良い【ごく一部の文言】のみに着目して、拡大解釈をする傾向は、肯定派全体の悪癖と言えます。
(※【ゆう氏編01】参照)

もう一つ、【K−K@南京事件資料集】の有難い講釈を紹介しておきます。

【K−K@南京事件資料集】は、twitterにも活動範囲を広げ、独自の理論を披露している様です。その中に、この様なコメントがありました。



南京城内の便衣の支那敗残兵を処刑するなら裁判にかけなければならないキリッ!


「K-K氏」のアホレス01


上記はお馴染みの肯定派解釈ですので、特にコメントはしませんが、【K−K@南京事件資料集】は、この様な解釈も提示していました。



【南京城内】に対する【無差別砲爆撃は合法である】キリッ!


「K-K氏」のアホレス02


これには驚きました。

本編【第31項】で説明していますが、確かに当時の【南京城に対する無差別砲爆撃は合法】です。しかし、この解釈を肯定派が容認するとは思わなかったのです。

何故なら、【K−K@南京事件資料集】は、



南京城内の便衣の支那敗残兵を処刑するなら裁判にかけなければならないキリッ!


と言ってる一方で、



【南京城内】に対する【無差別砲爆撃は合法である】キリッ!


と言ってるわけですから、結局、この様な結論にしかならないのです。



わざわざ南京城内の便衣の支那敗残兵を捕らえて処刑するぐらいなら

最初から【南京城内を無差別砲爆撃すれば問題は無かった】キリッ!


まあ、何と言いますか、南京戦当時の便衣の支那敗残兵は、南京城内の、約25万人の南京市民が避難していた安全区に逃げ込んでいたのですから、そこに対して【無差別砲爆撃】をしてしまえば、それこそ【原爆投下・東京大空襲に匹敵する惨劇】になっていたと思うのですが…

私は、【無差別砲爆撃】を自重した日本軍に敬意を表します。【原爆投下・東京大空襲に匹敵する惨劇】を引き起こすぐらいなら、手間が掛かっても【便衣の支那敗残兵を捕らえて無裁判で処刑した方がまし】だと判断します。




--【K-K氏編01】… 肯定派最強の珍論大魔王!--

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